奈良のシカ、見島のウシ、向島のタヌキ

首相の地元「奈良のシカ」は国の天然記念物に指定されています。

 

奈良のシカは種としては野生のニホンジカです。山口県でもよくいるシカと同じ種です。しかし、奈良のシカは古代から人によって守られてきたことから、1000以上前から独立した集団であり、近隣のシカとは異なる遺伝子構造なのだそうです。生きた文化財といわれる、とても特殊な存在ということです。

 

防府市向島のタヌキ
防府市向島のタヌキ

さて、陸上哺乳類(コウモリを除く)で国の天然記念物に指定されているものは結構少ないです。 

 

特別天然記念物に4種。

アマミノクロウサギ、イリオモテヤマネコ、カモシカ、カワウソです。

 

天然記念物の種指定は、日本犬、ケナガネズミ、ツシマテン、ツシマヤマネコ、トゲネズミ、ヤマネ の6種です。

 

棲息地などの限定がある天然記念物は、奈良のシカのほか。宮崎県串間の岬馬、新潟県笠堀のニホンカモシカ、下北半島・高崎山など6カ所のニホンザル、沖縄県慶良間諸島のケラマジカ、それに山口県萩市の見島牛と山口県防府市向島(むこうじま)のホンドタヌキだけです。意外に少ないですが、山口県から2つがエントリーです。

 

萩市の離島に棲む見島牛は、西洋種の影響を全く受けていない日本在来の和牛です。向島のホンドタヌキはアナグマやキツネと共生(同棲)するという特異な生活スタイルだそうです。

☞ 2017/09/22 山口県の天然記念物は日本で二番目に多い

 

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