山口県の天然記念物は日本で二番目に多い

国が指定している天然記念物は1036あります。都道府県別の件数で山口県は第2位です。

 

 

天然記念物は文字通り天然の動物、植物、鉱物を文化財として保護するというもので、その思想は古く18世紀の欧州にさかのぼるそうです。

文化財とは、人間の文化的活動で創造されたものをいうのですから、天然にして文化財というのは少し矛盾があります。しかし、人間の文化的活動でしか保護できない天然(自然)と考えれば納得できます。

 

さて、国が指定している天然記念物は1036です。そのうちの110件は地域を定めず、日本全体が対象の天然記念物です。例えば、カモシカ、トキ、オオサンショウウオなどです。また、2県以上にまたがる認定も17件あります。

 

都道府県別の認定件数では、1位は宮崎県の41件、2位が山口県の40件、以下、岐阜県・北海道・鹿児島・岩手・静岡・沖縄・山梨・長崎・・と続きます。

下のグラフのように、両端の北海道東北と九州に比較的多く、中部山岳地域も多くなっています。山口県は中四国関西地域では目立ちますね。

 

国指定天然記念物 都道府県別件数
国指定天然記念物 都道府県別件数

 

山口県の特別天然記念物は、「八代のツル」「秋芳洞」「秋吉台」の3つが指定されています。八代は本州唯一のツルの渡来地です。

天然記念物では、「ゲンジボタル」「岩国のシロヘビ」「見島ウシ」なんかが有名です。見島は萩市の沖合45kmにある孤島です。この島で飼育されている見島ウシは、本土の黒毛和牛より小型で、日本の在来種の特徴を残しているということです。

 

いろいろ面白い山口県です。「おいでませ山口へ」