中小企業診断士とは

【経済産業省のHPより】

中小企業の発展のため、中小企業の経営について診断・助言を行うことが重要であることから、経済産業省では経営の診断・助言について一定の能力を有すると認められる者を中小企業診断士として登録している。

中小企業診断士の資格については、5年間の更新制としている。

平成29年4月1日現在約26,000人の診断士が登録されている。

 

中小企業診断士一次試験は、2日間(マークシート方式)7科目。

A 経済学・経済政策
B 財務・会計
C 企業経営理論
D 運営管理 ( オペレーション・マネジメント )
E 経営法務
F 経営情報システム
G 中小企業経営・中小企業政策

 

二次試験は、4つの事例についての筆記試験と口述試験(筆記試験の合格者対象)。

 

中小企業診断士の国家試験は二次試験が重要です。

一次試験も二次試験も合格率は※20%くらい(つまり最終合格率4%程度)ですが、一次試験は受験生のレベルもまちまちですから、真面目に勉強すれば合格はそう難しくない。

しかし、一次合格者だけが受験する二次試験は結構手強いということになります。

試験問題は公開されています。☞ 一社)中小企業診断協会サイトの該当ページ

 

※中小企業診断士試験は、このところ易しくなっています。1次試験の合格率は、長く20%程度でしたが、昨年は過去最高の42.5%となりました。2次試験の合格者も1000人を超えています。中小企業診断士のニーズが高まったことで、資格者を増やそうということなのかも知れません。チャンスですから、是非チャレンジしてください。

 

2016年の試験結果

1)一次試験合格者  2,404人(合格率 17.7%)

2)二次試験合格者    842人(合格率 19.2%)

 

2017年の試験結果

1)一次試験合格者  3,106人(合格率 21.7%)

2)二次試験合格者    828人(合格率 19.4%)

 

2018年の試験結果

1)一次試験合格者  3,286人(合格率 23.5%)

2)二次試験合格者    905人(合格率 18.8%)

 

2019年の試験結果

1)一次試験合格者  4,444人(合格率 30.2%)

2)二次試験合格者  1,088人(合格率 18.3%)

 

2020年の試験結果

1)一次試験合格者  5,005人(合格率 42.5%)

2)二次試験合格者  1,174人(合格率 18.4%)

 ≪最終更新 2021.03≫

 

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