戦後80年です。先の戦争のことを忘れてはいけません。当然です。
戦争が日本の降伏によって終わったのが1945年(昭和20年)です。2025年(令和7年)はそれから80年です。
ところで、1945年の80年前は1865年(元治2年=慶応元年)です。江戸時代です。3年後の1868年に明治改元となりました。終戦当時の人が幕末期のこと、日本が開国を強いられた歴史をどのように捉えていたのかは、よくわかりません。

その頃、萩藩(長州藩)は下関海峡を通航する外国船を次々に砲撃し、攘夷を決行していました。その一方で、萩藩は鎖国の国禁を破って5人の若い藩士を横浜港から密かに英国へ派遣します。長州ファイブと呼ばれる、遠藤謹助、井上勝、伊藤博文、井上馨、山尾庸三の5人です。最年長の井上薫が28歳、最年少の井上勝は当時20歳でした。
1865年から80年さかのぼると、1785年(天明5年)です。ときの将軍は十代徳川家治、老中は田沼意次です。天明の大飢饉の後に浅間山の大噴火が続き、たいへん混沌とした時代だったようです。
1785年から80年さかのぼれば、1705年(宝永2年)です。将軍は生類憐みの令で評判の悪い五代徳川綱吉です。赤穂浪士の討ち入りが1702年で富士山の宝永大噴火が1707年の出来事です。
1705年から80年前は1625年(寛永2年)です。三代徳川家光の治世がはじまり、徳川幕藩体制が強固になり、鎖国政策に向かいます。
その80年前は1545年(天文14年)、種子島に鉄砲が伝来した2年後です。フランシスコ・ザビエルが山口に来るのはこの3年後です。
まぁ、80年という時間はそういう時間だということです。
