国内最大級の木造庁舎、長門市役所

2020年に建設された長門市役所新庁舎は国内最大級の木造庁舎です。 

 

☞ 山口県Webサイト「県内の木造建築物のご紹介(バーチャル展示)」

中東危機もあって、安全保障のためにも資源を国内に求めようという動きです。日本は世界に冠たる森林国家ですから、国産木材を利用した木造建築を増やしていきたいと思います。地球にも環境にもやさしい木材利用技術は、日本が世界に貢献できる大きな分野です。 

 

長門市役所(2020年)
長門市役所(2020年)

法隆寺は遡ること1400年以上、世界最古の木造建築群です。

縦×横×高=54m×50m×48mの東大寺大仏殿は世界最大の木造建築物です。

築670年、木造6階建ての姫路城は世界で最も美しい木造建築物でしょう。

 

日本の歴史ある大きな建物は、たいてい木造です。庁舎のような公共施設は、不都合が無ければ木造で建てるという方針を建てたいです。そうすれば、民間でも木造建築への興味が高まるでしょうし、数量効果でコストも下がっていくでしょう。

 

木造であれば耐震耐火性能が劣るのではないかという心配があります。

建築面積1962㎡の5階建てという長門市役所の場合、木造とRC造のハイブリッド構造で耐震・免振性能を担保しています。水平方向の大きな力はRC造で分担させる仕組みです。

耐火防火性能も木材利用で充分に確保できました。まぁ、法隆寺の例を含めて、そもそも木造だから火事に弱いというわけでもありません。

 

大規模木造建築が増えていけばいいなぁと思います。