2026年下期は燃料費が上がる。エコドライブを推進する

中東情勢が泥沼化しようとしていますが、日本の燃料価格は低位に維持されています。 

 

先進国でガソリン価格が世界一安いのはずっとアメリカでした。現在のアメリカのガソリンの標準小売価格は4ドル/ガロンを超えているそうです。1ガロンは3.785Lですから、160円/ドルで換算すると169円/Lとなります。現時点ではアメリカのガソリン価格は日本より高くなっています。つまり、日本のガソリンは先進国では世界一安いわけです。

 

日本のガソリン価格が安いのは、現時点では補助金の効果です。現時点で、ガソリンや軽油には30.9円/Lの補助金が支給されています。この元になるのは国民の税金です。燃料費高騰に対する補助はロシアのウクライナ侵攻以降ずっと続いてきました。補助金の総額は10兆円を超えています。

 

ようやく燃料費が落ち着いていたところに、今回の中東情勢悪化です。燃料費高騰対策として政府は新たに1兆1500億円を充てるとしています。

中東情勢の行く末は予断を許しませんが、野村総研の計算では最短では5月29日、最長でも7月19日には1兆1500億円を使い切るようです。

 

政府は令和8年度予算の予備費1兆円も使う意向のようですが、それでも長くは持たないでしょう。日本政府の債務残高は国と地方を合わせると1400兆円を超えています。財政健全化についての評価はいろいろありますが、政府の借金が多いと民間企業や国民はどうしたって不安に思います。景気は”気”と言われるように、気持ちが萎えるのです。

 

中東情勢次第ですが、今年の後半は燃料費が上がるという予測のもとに事業計画を見直すことは必要と思います。先ずは省エネ、エコドライブですね。