カーボンニュートラルは大気中のカーボン(二酸化炭素)の増加を止める意味です。
海洋のカーボン(プラスチック)も早急にニュートラルにする。さらには積極的に減らす努力が必要です。
プラスチックは石油を使ってつくられ、カーボン(炭素)が主成分です。年間800万トン(正確には分からない、500万トン~1500万トンの間といわれる)が陸域から海洋へ排出されています。

プラスチックが波の力と紫外線で破砕されてマイクロプラスチックとなります。
海はつながっているので、陸の近くだけでなく、北極海や太平洋の真ん中でも、日本海溝のような深海でもマイクロプラスチックは見つかるそうです。
現時点で海洋には8000万トン~2億トンのマイクロプラスチックが存在するようです。
マイクロプラスチックはプランクトンからクジラまで海洋の生態系に影響を与えます。マイクロプラスチックが魚に与える影響(発育不良や肝臓障害など)はいくらかわかってきました。魚を食べる人間への影響ははっきりわかりませんが、何かしらの影響が懸念されます。
海洋中の魚の総重量の推定値は10億トン~100億トンと幅があります。仮に最も小さい推定値の10億トン、海にはすでに2億トンのマイクロプラスチックが存在しているとして、年間1500万トンのマイクロプラスチックが増えるなら、53年後(80÷1.5=53.3)に海洋中の魚の総重量よりマイクロプラスチックの重量を上回ることになります。
