山口県に限らないのですが、官製の運動は広がりに欠けるところがあります。
「3きっちょる運動」というには、山口県が提案している食品ロスを減らす運動です。山口県の食品ロスは年間約5万トン(5000万㎏)ですから、1人当り年間約400㎏、1人1日当たり1㎏強という計算です。そのうち、半分が家庭から排出され、半分が製造・流通・食品業者からの排出です。

「3きっちょる運動」は、1.食べきっちょる、2.使いきっちょる、3.水きっちょる、の3つです。
家庭では、料理は必要な量だけ作り、食べきる。飲食店では、食べきれる分だけ注文し、残さず食べる。
食材は必要な分だけ買い、無駄なく使いきる。
生ごみの水分を減らして、ごみを削減する。
ということです。
「3きっちょる」の「ちょる」は山口弁の典型的な言い回しです。山口県の大人気?ゆるキャラが「ちょるる」というくらいです。
「ちょる」は「~した」という結果を表す場合と「~している」と進行を表す場合の両方があります。
「食べきっちょる」は「食べきってしまった」とも「食べきろうとしている」とも両方の意味にとれます。
山口弁で進行を表すには「よる」か「とる」があります。「食べよる」「食べとる」はいずれも「食べている」という意味です。過去形は「食べよった」「食べとった」あるいは「食べちゃった」でしょうか?
方言はよくわかりませんが、食品ロスを減らしている山口県に、おいでませ!
