日本を動かす責任がある。自民党

参議院議員選挙の投票日です。自民党が大敗する見込みだそうです。

 

自民党の大敗という予想は、大マスコミでなくても、誰にでもできます。古くからの熱烈な自民党支持層でも、今の自民党が負けるだろうと予想できます。前回の参議院議員選挙の投票日の2日前に安倍晋三元総理が卑劣なテロで亡くなりましたが、投票行動は安倍氏の存在を前提としたものでしたから、自民党は大勝でした。

 

自民党 2025参議院選挙ポスター
自民党 2025参議院選挙ポスター

今回の参議院議員選挙では、自民党には安倍氏がおりません。

 

安倍自民党は若者・女性・被雇用者が指示して選挙に勝ってきました。

現在の岸田前総理から石破総理へとつながった自民党がかろうじて支持をつないでいるのは、老人・男性・非雇用者です。

 

自民党から離れた安倍自民党の支持層を取り込んだのが、参政党と国民民主党です。

そもそも日本の歴史上では、保守系野党が存在すること自体が稀有なことです。日本維新の会は、ギリギリ保守系野党と言えそうですが、やはり大阪の地方政党の枠から出ていません。時代の大きな変化です。

 

今の自民党の何が悪いのかというと、何をしたいのかが分からないことです。

岸田前総理の「新しい資本主義」という専門家にも一般国民にも、誰にも解明できないキャッチフレーズには辟易しました。石破自民党の選挙のスローガン「この国を動かす責任がある。」に至っては、興ざめの一言でしょう。

 

そもそも「この国」という表現が拙いと思います。何故、「日本」と書かなかったのだろうか?

「日本を動かす責任がある。」と書いておけば2~3議席は上乗せできるように思います。

 

かつて、小泉自民党も「この国を想い、この国を創る」と書きましたが、前段に「テーマは日本_自民党」とありました。どうも、石破さんが左手を上げると「この国って、どの国かな?」と悩んだ人が結構いたのではないか?と思ってしまいました。

この国が現在どこにあって、それをいつ、どこに、どのようにして動かしていくのかというビジョンも明確ではありません。