広島に本社がある製パン会社タカキベーカリーお店は直営店が「アンデルセン」、フランチャイズ店が「リトルマーメイド」といいます。(たぶん)
デンマークの作家、ハンス・クリスチャン・アンデルセンは1837年に「リトルマーメイド(人魚姫)」を発刊しました。日本では幕末天保年間のことです。人魚姫は、発売当初からたいへん
人気になって、デンマークを代表する作品となりました。首都コペンハーゲンの人魚姫の像はとても有名です。

リトルマーメイドはディズニー映画としても有名です。
当時のディズニースタジオはヒット作に恵まれない時期を過ごしていました。1989年に封切られたリトルマーメイドが人気を博したことで、第二期黄金時代に入ったといわれます。人魚姫は、縁起の良い作品です。
Wikipediaに、タカキベーカリーの特徴が以下のように紹介されています。
今では、どのパン屋さんでも買える「デニッシュペストリー」を日本で初めて販売したのも、お客がトングで自分の買いたいパンを選んで買う「セルフ式販売」を初めて導入したのも、「冷凍パン生地の製造ライン」を日本で初めて作ったのも、アンデルセン。絶えず、業界の常識を破り続けることで、パン業界のフロンティア企業とも呼ばれる
気になるのが、コロナ禍をきっかけにして旧来型のセルフ式販売が姿を消したことです。今では、全てのパンはひとつづつ律儀にビニール袋に入っています。
ベーカリーがパンを一つづつ袋に入れるには、大きなコストがかかります。プラスチック袋の値段は1枚1~2円ですが、袋詰めするには焼き立てパンの粗熱をとる必要があるので、たいていのベーカリーでは朝の出勤時間を1時間くらい早めます。小さなベーカリーで1日に500個のパンを販売するとしても、袋詰めには3時間はかかります。ざっくり、パン1個に10~20円のコストアップです。
ベーカリーパンの販売個数を1年間に20億個とすると約300億円のコスト増、消費者の負担増です。また、皮肉なことですがコロナ禍の2020年7月に小泉環境大臣が海洋汚染対策としてレジ袋廃止(実際は有料化)すると高らかに宣言しました。
しかし、今ではレジ袋を超えるプラスチック袋がベーカリーパンの個包装に使われるようになりました。深い深い海の底にある人魚の国にも、プラスチック汚染が届くようになっているかも知れませんね。
