災害で停電した際の非常電力に小型の風力発電は利用できるだろうか?
質問を受けたので調べてみました。AmazonでAirDragonというブランドの小型風力発電機が販売されています。最大出力は400W(風速14m/s)です。価格は154,000円で注文すると10日で納品されます。実用的にはこのあたりが妥当なように思います。

風力発電は風が吹かないと発電しませんし、定格出力が出る風速14m/sはかなりの強風です。 風に向かって歩くのが辛いほど(台風の基準が風速17.2m/s以上)です。しかも、風速3m/s未満では発電しません。
宇部市だと、年間平均風速が4m/sほどですから普通に考えると使えません。
高い建物の屋上に設置できれば、風速を稼げるかもしれませんが、仮に風速6m/sを獲得できたとしても出力は定格の1/10の30~40Wになりそうです。
尚、高所に設置する場合は落雷に注意が必要で、避雷針の保護角内にします。
それでも発電はするので充電器を設置して、使うことは不可能ではありません。安く上げるには自動車用のバッテリー(12V・5時間率容量100Ah・3~4万円/台)を2~3台置いて蓄電しておいて、AC/DCコンバーター(1~2万円)を介して交流100Vを得る方法でしょう。
300Wくらいまでの電気機器では使用可能です。ノートPC・携帯電話・スマホの充電、LEDランプ、家庭用扇風機を動かすくらいまでは大丈夫ですが、エアコンや電気ストーブ、オーブントースター、ヘアドライヤなどは使えません。1日の発電量が多くても1000~2000Wくらいなので、コスト対効果を考えると現実的では無さそうです。
半分マジですが、人が自転車をこいで発電して蓄電する方が現実的ですね。
