ISO-9001やISO-14001の認証取得についての問合せが数件ですが続きました。
ISO認証もブームと言えるような時期はとうに過ぎて、忘れられているのかと思いましたが、どうも誤解だったようです。ISO-9001やISO-14001などのマネジメントシステムは、まじめに事業に取り組む経営者や会社組織にはとても有用です。形だけの認証取得ではなく、しっかりした運用を期待したいところです。

2023年のデータが最新ですが、ISO-9001の世界全体の認証数は837,052件です。
1位が中国の130,402で世界の15.6%を占めます。以下、イタリア・インド・ドイツと続いて、日本が39,584件で5位にランクインします。以下、韓国・イギリス・スペイン・アメリカ・フランスでトップ10です。
ISO-9001の認証件数の2022年に対して2023年の増減です。中国では12.2%、 イタリアは5.0%増えています。この他、ポルトガル、ルーマニア、ポーランドなどが認証件数が増えている国です。
一方でISO-9001の認証件数が減っているのは、インドで7.6%、ドイツで12%、日本でも3.0%減っています。この他、韓国、スペイン、アメリカ、フランスなどで認証件数が減っています。
世界全体のISO-9001は0.9%の微減でした。
ISO-9001認証が増えている国、減っている国にはそれぞれの事情があるように思いますが、詳細は不明です。イギリスとフランスのように隣国で極端に異なる傾向を示すには、どんな事情があるのでしょうか?
※ ちなみに、ISO-14001は2023年に世界で300,410件・日本で21,422件が認証されています。2022年との増減では1.7%の増加ですが、日本では3.2%減少しました。
※ 大きく増加しているのは、ISO-45001(労働安全衛生マネジメントシステム)とISO-50001(エネルギーマネジメントシステム)です。
ISO-45001は2023年に185,166件が認証されており、前年から7.2%の増加です。ISO-50001は24,924件が認証されていて、前年から21.4%増加しました。いずれも日本では認証件数が少ないので、今からチャレンジするならチャンスかもしれません。
