野球にロボット審判が登場するのも近い

メジャーリーグの試合にロボット審判が採用されそうです。

 

人間の審判よりロボット審判の方が信頼性が高いということです。サッカーのオフサイドやゴールの判定にビデオアシスタントレフェリーが導入されていますし、テニスのラインインとアウトも機械化されて久しいです。ロボット審判の導入は時代の流れで仕方ないことだと思います。

 

野球の審判
野球の審判

但し、野球の場合、特にストライク・ボールの判定ではロボット審判でなくて、人間の審判の方がよいこともありそうです。

 

実際の試合をみていると、0ボール2ストライクからの3球目がストライクゾーンをかすめてもボールと判定されることが多いです。

投手は1ボール2ストライクから4球目を投じ、打者はもういっちょ!となります。

 

逆に3ボール0ストライクからの4球目は少し外れていてもストライクとコールされがちです。3ボール1ストライクで、打者は不満げですが、投手はもういっちょ!です。

 

高校野球なんかでは、試合終盤に点差が開いてしまうと、勝っているチームのストライクゾーンが顕著に広がるのを見ます。試合を促進して、長引かさないための知恵です。

メジャーリーグでは大差の試合には、野手が投手を務めることがよくあります。そんなときのストライクゾーンはかなり好い加減な感じがします。

 

ロボット審判になると、そういう気遣いができなくなるでしょう。個性的な名審判、迷審判が誕生し難くなるかもしれません。勘違いやミスも含めて、ゲームなんだと鷹揚に構えることも大事な気がします。