何故、日本の報道機関は抗議しないのか?自由度ランキング

日本の報道の自由度が低い?という魔訶不可思議な評価です。

 

Yahoo!ニュース:国際NGO「国境なき記者団」(本部・パリ)は3日、2023年の「報道の自由度ランキング」を発表した。調査対象の180カ国・地域のうち日本は68位(昨年71位)で、昨年よりは順位を上げたものの、主要7カ国(G7)の中で依然、最下位だった。

 

報道の自由度ランキング
報道の自由度ランキング

日本では、欧米人が日本を貶めるようなランキングを無闇に喜ぶ人たちが一部におります。まぁ、多くは高齢者で、白人コンプレックスを未だに引きずっている世代ですが、ちょっと迷惑です。

 

冷静に考えてみると欧州諸国、とりわけ北欧諸国と比較して、日本の報道自由度が際立って低いという評価は少しおかしいように思います。ただ、「自由」の意味が、勝手気ままなニュースを流して、人々を扇動しても構わない、ということなら多少は納得できますが・・。

 

また、ベトナム、中国、北朝鮮が最下位から3国というのも、いやいや流石に違うでしょと思います。北朝鮮には流石に行ったことがないのでわかりませんが、中国やベトナムには何度も行ったことがあります。報道の自由が全くないわけではありません。

海外のニュースにもアクセスは可能ですし、習近平もヴォー・ヴァン・トゥオンも、報道によって形成される国民世論はとても敏感です。国の政策も、世論によって大いに左右されます。

  

そもそも、報道自由度ランキングがどのように決められているのかという情報は完全には開示されていません。パートナー企業やスポンサー企業の存在は示していますが、明確に開示はされていないようです。各国の評価をする専門家?をどう選んでいるのかも不明です。要するところ、社会民主主義的政策をとるキリスト教国を上位にして、媚びを売っているだけのように思えます。

 

それにしても、こんな無茶なランキングをつけられても、日本の報道機関は無言を貫いています。当然ながら、日本の報道機関は、このランキングどおり、自らの報道に自由が無いと思うなら、その改善を主張するべきでしょう。逆に、自らの判断で正しく、社会的に意味のある報道をきちんとしていると考えるなら、この団体に強く抗議をするべきだと思います。

 

あ!、日本の報道機関の自由を奪っているのが、今もなお、国境なき記者団などの欧米資本の圧力団体というわけなのかもしれませんね。