サッカーはなんたってヨーロッパが中心なんです

カタールワールドカップでベスト16が出そろいました。日本代表がドイツ・スペインとヨーロッパの強豪国を破って大活躍で、2大会連続のベスト16入りです。

 

サッカーに詳しいわけではないのですが、ヨーロッパがサッカーの中心であるというのは知っています。そのヨーロッパの強国に勝った日本代表は素晴らしいです。しかし、今の日本代表の大半はヨーロッパのリーグでプレーしているということです。ちょっと、調べてみました。

 

最新のFIFAランキングでトップ10はブラジルとアルゼンチンを除くと、全てヨーロッパの国でした。トップ30でもヨーロッパが過半数の16を占めます。

前回のワールドカップ2018でもベスト8はブラジルとウルグアイを除いてヨーロッパ勢でした。最終結果は、優勝がフランス、準優勝がクロアチア、3位がベルギー、4位がイングランドとなりました。

 

今回のワールドカップ2022ではヨーロッパ勢が不振のように見えますが、それでもベスト16の半分はヨーロッパ勢です。

各国の代表選手がどこでプレーをしているのかも調べてみました。日本代表26人のうち、Jリーグ所属は7人だけで、19人がヨーロッパのリーグに所属しています。特にドイツが多くて国内より多い8人です。

 

グループリーグで戦ったドイツ・コスタリカ・スペインは、それぞれの国内リーグに所属する選手が多いです。コスタリカはヨーロッパのチームに所属する選手が少なくて4人でした。

 

日本がベスト8をかけて戦うクロアチア代表の所属先構成は日本とよく似ています。自国リーグの所属は6人だけで、残り20人が他のヨーロッパの国で活躍しています。最大人数が日本と同じドイツですから、チームの戦い方も日本とクロアチアは似てくるかもしれません。

 

クロアチアを破ると、王国ブラジルかお隣の韓国が相手です。ブラジルは意外なことに、イングランドリーグに所属する選手が最も多く、26人中の22人がヨーロッパでプレーしています。韓国は日本より自国で活躍している選手が多いのですが、それでも8人がヨーロッパ組となります。参考のため、アフリカ勢でベスト16のセネガル代表は、全員がヨーロッパでプレーしていました。