検査を受けた人の1/4以上が陽性になるなんて?

PCR検査受検者の4人に1人以上が陽性判定という状況が続いています。

 

受検者の1/4以上が陽性という状況が続くことが科学的に正しいとは思えません。これは、素朴な常識さえあれば誰にもわかりますが、マスコミや専門家は決して口にしません。どんな検査であっても、適当にサンプリングした検体を、何も考えずに機械に入れて、スイッチを押しただけでは、正しい結果は出ません。 

 

サンプルを入れると10分で表示される
サンプルを入れると10分で表示される

感染研や都道府県の公設機関では、これまでも疫学調査として、高い確率で感染が疑われる施設のクラスターに対して、集中した検査を実施しています。そんな条件で検査しても、検査陽性率が25%という高い値はこれまで見られません。

 

記憶も薄れているかもしれませんが、横浜港に停泊したクルーズ船・ダイアモンドプリンセス号でも、感染者は乗客・乗員の19%でした。

 

これは当たり前のことで、ウイルスに暴露しても自分の身体の中で増殖する確率は、そんなに高いわけではありません。

今のPCR検査では、無症状の10人を検査して、10人全員が陽性ということもあるそうです。PCR検査を「ロシアンルーレット」に例える人もいるようですが、言い得て妙ですね。

 

 

物事には、何にしても裏表があります。ウイルスや細菌は人を傷めることもありますが、人を援けることもあります。一人の人間には380兆個のウイルスと40兆個の細菌が分つことなく存在しています。☞ 2021/11/06 人とウイルスは渾然一体で不可分

 

医薬品やワクチンは、まさに薬にも毒にもなります。新型コロナワクチンは効果を過大評価する一方で、リスクを大幅に過小評価しています。

 

基礎疾患のある人にワクチン接種を推奨するのは、ちょっと疑問です。ファイザーもモデルナも、治験は健康人を選んで実施されており、基礎疾患のある人は治験の対象外です。つまり、基礎疾患のある人に対して「有効性」も「安全性」も評価されていません。

 

さらに、「心筋炎、心膜炎があらわれることがある」と注意書きのあるワクチンを、心臓疾患のある方(疑いのある方)に接種を推奨することを、私は理解はできません。特に、「健康な人でも急に亡くなることはあるから、ワクチンと因果関係は無い」というお医者様の理屈は、何だか変です。☞ 2022/05/09(読売新聞)接種後に死亡、報告悩む医療機関…遺族は「国に伝えて」[コロナ最前線 ワクチン]

 

***ファイザー添付文書***

17.1.1 海外第Ⅰ/Ⅱ/Ⅲ相試験(C4591001試験)第Ⅱ/Ⅲ相パート

SARS-CoV-2ワクチン未接種の12歳以上の健康な参加者を対象に、本剤30µgを19~23日間隔で2回接種したときの有効性及び安全性を検討することを目的として、プラセボ対照無作為化多施設共同試験を実施した。

 

ところで、ファイザーのワクチンが「95%の有効性」という評価は、新型コロナ感染症確定例としてファイザーが認定した約200人のうち、ワクチン接種者が約10人で残りの190人が未接種だったことに由来します。この200人を選んだのが”ファイザーである”というのが、異常に高い有効性という手品の種だそうです。他の研究者が症状から選びなおしたら、有効性は随分と下がったそうです。何しろ、新型コロナは診断がつきませんから・・、なかなか難しいですね。