山陽小野田市に第2宇宙作戦隊ができる

資料作りにグーグルアースを使うことはよくあります。お隣の山陽小野田市に奇怪なものが?

 

高速道路の埴生(はぶ)インターの近くです。6つの大きな円形の構築物があり、どうやら建築中のようです。浄水場をつくって貯水タンクなのかな?と思いましたが、この地域に新たな浄水施設が必要とも思えません。調べてみると、防衛省宇宙作戦群第2宇宙作戦隊の宇宙状況監視レーダーサイトを建設しているということです。

 

レドームレーダー(Wikipediaより)
レドームレーダー(Wikipediaより)

宇宙作戦群とは、なんとも勇ましいですし、ちょっと格好いいですね。

 

山陽小野田市に建設されるのは、宇宙状況監視(SSA:Space Situational Awareness)レーダーです。宇宙ゴミ(スペースデブリ)が人工衛星に衝突しないか見張ったり、他国の対衛星攻撃衛星(キラー衛星)の活動を監視したりします。

ここには、6基のレドーム(アンテナのカバー)付パラボラアンテナが設置されます。これがグーグルアースで見つけた6つの丸の正体でした。運用開始は2023年度の予定です。

 

宇宙空間には国境がなくて、軍事用人口衛星を使えば、敵国の軍事施設の偵察や弾道ミサイル発射の探知、ミサイルの誘導などが可能です。中国やロシアが開発を進めています。

宇宙空間は、サイバー空間と並ぶ、新たな戦闘領域と位置付けられています。日本では一昨年に自衛隊に宇宙作戦隊が発足しました。山口県に置かれたSSAレーダーに加えて、2026年度までに宇宙状況監視(SSA)衛星の打ち上げも計画されています。

 

日本の安全保障リスクは、過去に無いレベルで高まっています。防衛力の強化を、より強く・より早く・より高度に進める必要があります。 日本の技術力・工業力の強みが発揮されるといいなぁと思います。