町っ子なので、小学校の同級生っちは、たいていものづくり小売りをしてました。
帽子屋は店で帽子をつくって売ってました。洋服屋も洋服を、靴屋も靴をつくって売ってました。 かまぼこやも豆腐屋も菓子屋も、みんな店でつくって売ってました。ミシン屋や自転車屋や時計屋はさすがに一からつくってはいませんでいたが、改造や修理する作業場が賑わっていました。こうした製造小売りという商いの形態は、今では希少になっています。

小規模事業者では、それでも製造小売りという形態はあります。人口減少した過疎地域で、商圏が小さければ製造小売りが生き残る方策があるかも知れません。
仕入販売小売りと製造小売りの違いは、作り手が直接買い手と接触できることです。この製造小売りの特徴を活かせるかどうかが成功の鍵のように思います。
こだわりのものづくりとか言っていないで、顧客の希望を真摯に受け取って、それを叶えるものづくりを心掛けます。少々、突飛な願いでも聞き届けることです。そんな、大手が手を出せない、他所には無いオリジナルなものが作れるなら、小さな商圏や衰退する商品でも、成功の可能性が見いだせるように思います。
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