日本銀行から4月の企業物価指数が公表されています。前年比+4.9%の上昇です。
4月は石油製品、石油化学製品を中心にして企業物価が大幅に上昇しました。前年比+4.9%というのは、近年ではかなり高い水準です。輸出物価指数は前年比+18.9%(契約通貨ベースでは+9.8%)、輸入物価指数は+ 17.6%(同+7.9%)です。
企業物価では、ナフサをはじめとする石油製品、エチレンをはじめとする化学製品、電力・ガス・水道、アルミなどの非鉄金属が値上がりしています。一方で、値下がりしたものがありません。輸出物価も同様で、石油製品、化学製品が値上がりして、僅かに値下がりしたのは金地金などの金属類くらいです。
輸入物価では石油・石炭・天然ガスの値上りの寄与率が+85%です。中東情勢の緊迫化が大きく影響しています。
中小企業は、上昇するコストを迅速且つ適正に価格転嫁することが必要です。ためらっていては手遅れになります。この値上がりは、まだまだ続きますから、グズグズしている余裕はありません。
