「こつこつがコツ」とよく言われます。
ある人が、「働き始めたときから、こつこつと手取り収入の2割を残しておけば、定年後の人生に必要な資金は準備できるはずだ」と言われてました。ちょっと試算してみると、1年目の手取り200万円で、その後は毎年昇給して40年後に600万円になったとして、手取りの2割を年利3%で運用し続けたなら約5000万円が残ります。計算のうえでは・・です。

「こつこつ」を漢字で書くと「兀兀」です。ちょっと見ると「ππ」円周率の「パイパイ」にも思えます。
兀は本来は地面から突き出た山の象形です。高いという意味になります。
人「儿(にんにょう・ひとあし)」の上に一から、人が頼り頭を出している様子にもつながって、他人よりも努力するという意味にもなりました。
尚、兀には「はげ山」という意味もあります。人の場合は「儿」の上に「禾(のぎへん)」をつけて「禿」です。「禾」は穀物の穂ですが、頭の上に穂が立っているわけではなく、穂が垂れて丸くなっている様子だそうです。
「禾」が上にある漢字は、「秀」「委」「季」「香」などがありますが、いずれも穂が実って頭を垂れている様子が意味を表します。
さて、企業経営でも「兀兀がコツ」です。直接関係ありませんが、人が「π」円周率を求めてきた歴史も兀兀でした。
