山口県には動物園が3つある~日本にパンダはいないけど

パンダがいなくなると、上野動物園の入場者数が激減すると心配しています。

 

2024年度の上野動物園の入場者数は約336万人でした。2026年度になると、パンダの不在で300万人を下回る可能性があるようです。仮に年間の入場者数が40万人減ると、入場料の平均を400円として、1.5億円くらいの減収です。大きな金額のようですが、パンダのレンタル料がペアで100万ドル≒1.5億円ということなので計算は合います。

 

上野動物園にいたパンダ
上野動物園にいたパンダ

パンダの経済効果は入場料収入だけではないので、実際には損失は大きいと思います。一方で、中国政府の手先に使われるパンダも気の毒なので、帰国してもらってホッとする部分もあります。

 

日本は動物園大国で、動物園協会に加盟している動物園だけで99もあります。このうち、山口県には宇部市のときわ動物園、周南市徳山動物園と美祢市の秋吉台自然動物公園(秋吉台サファリ)と3つあります。

 

ときわ動物園の年間入場者数は約10万人です。入場料収入は年間で3千万円台となります。宇部市では2026年度のときわ動物園の入場者数の目標を16万人としています。

 

ときわ動物園にはパンダはもちろん、ゾウやキリンなど目玉になるスター動物はおりません。入場者を目標のように増やすための集客策として、小動物などとのふれあいイベント企画などをしていますが、何しろ少子化で子どもの数が減っています。なにかしらの新しい視点が必要ですが、今のところ苦戦しているようです。

 

動物園の多くは、入場料収入では動物園は維持できないので、税金で運営されています。公費で運営される動物園には観光目的だけではなく、学術研究や生物多様性の保護といった公的な役割もあります。この成果をアピールしていくことも大事です。