昨日の続きです。ガソリン暫定税率の廃止が決まり、補助金が増額されたことでSSでのガソリン価格が下がっています。但し、店ごとにばらつきがあります。
日本の石油会社は合併を繰り返しており、現在は5社(事実上は4社)に集約されました。4社は、ENEOS、出光、コスモ+キグナス、太陽ですが、ENEOSと出光の2強です。
宇部市でみると、ENEOSが12店舗、出光が8店舗、コスモが3店舗、それ以外が4店舗です。それ以外で人気は、国道2号線にあって価格の安いJA-SSだと思います。

SSによるガソリン価格の違いの一つの要因が業転玉の仕入があるかないかです。
例えば、ENEOSのSSではENEOSからガソリンを仕入れるのが基本ですが、業転玉といわれるノンブランドのガソリンを仕入れることもあります。 少し値段が安くなります。
ノンブランドのガソリンというと何だかまがい物をイメージしますが、品質はブランドガソリンと同じです。
このからくりはガソリンの製造方法によります。原油を蒸留してガソリンをつくるのですが、蒸留の過程で重い方から、重油やアスファルト、軽油、灯油、ガソリンとなります。
要するにガソリンだけを単独で製造することができないのです。このため、ガソリンが需要以上に製造されることがあって余ってしまいます。
ENEOSで例えれば、ENEOS系列のSSで販売するだけのガソリンがぴったり製造できれば好ましいのですが、重油や軽油などの需要もあります。そこで余ったガソリンはノンブランドで販売することになります。出光でも同じです。業者間転売=業転といいます。
石油元売りが合併して減り、製油所の統廃合も進んだことで業転玉の発生は減ってきています。近い将来には無くなるかも知れません。
そうなると、価格差は製油所から油槽所、油槽所からSSへの流通や保管コストが効いてきます。全国6カ所に自前の油槽所を持つJA-SSの強みが活きるということかなと思います。
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