なんだかんだ言っても、高市早苗総理がガラスの天井を突き破った日本で最初の議会人であることは確かです。
日本の議会においてジェンダー平等が蔑ろにされているという批判は、海外からも強く指摘されていました。現在、衆議院議員で女性は73名(定数465人の15.3%)、参議院議員で女性は73名(定数248人の29.3%)です。衆参ともに女性の議員は少ないのですが、とりわけ解散総選挙がある衆議院では女性が極端に少なくなっています。

総理大臣になるには事実上は衆議院議員であることが必要と思います。しかも、いきなり総理大臣になったのは、細川護熙総理の例があるものの通常では無理です。先ずは、国務大臣としての経験を積むものです。
過去に衆議院議員で国務大臣を務めた女性は僅かに14名しかいません。(現在の島尻安伊子衆議院議員が大臣を務めていたときは参議院議員だったとか、いろいろあるので少々不正確かも知れない)
高市内閣でも片山さつき財務相も小野田紀美経済安保相も参議院議員です。民主党政権時代の蓮舫行政刷新相、福島みずほ消費者相なども参議院議員です。
衆議院議員では、1960年に中山マサさんが3ヵ月ほど厚生相を務めた以降は、1994年の田中真紀子科技庁長官までおりません。その後、森山真弓、小池百合子、猪口邦子、小宮山洋子、永岡桂子、高市早苗、上川陽子、野田聖子、稲田朋美、小渕優子、松島みどり、堀内詔子、牧島かれんの各氏が国務大臣を務めています。
高市早苗総理が突き破ったガラスの天井が再び閉ざされることがないように、先ずは、衆議院議員になる女性が増えて、女性の国務大臣が増えるといいなと思います。
