省エネ運用改善の切り札は「おあしす」

省エネセミナーで運用改善(お金を掛けない省エネの取り組み)のお話をします。 

 

省エネでは高効率機器への設備更新などお金を掛けておこなうものと、お金を掛けない運用改善の取り組みの二つがあります。照明の省エネでは、高効率のLED照明に更新する設備投資の省エネと、不要な箇所を消灯するような運用改善の省エネがあります。

 

オアシス運動
オアシス運動

運用改善の省エネ手法にはいろいろなものがあります。基本は不要なエネルギー消費を避けることです。

 

照明ではこまめな消灯の工夫が最も省エネ効果が高いと思います。LED灯は点消灯を繰り返してもランプの寿命が短くならないので、安心して消せます。センサーを取り付けて自動で点消灯することもできます。

壁や床を綺麗にするとか、工場なら機械を綺麗にして塗装し直すのも照明には有利です。自然採光を工夫するのも効果的です。カバーを清掃するのもいいですね。

 

さて、エネルギーのムダを減らすことが省エネ運用改善なら「おあしす運動」も立派な運用改善です。実は、エネルギーのムダが発生する大きな要因に、手直しや手戻りというものがあります。注文を取り違えてつくってしまって作り直したとか、取り付けるべき部品の納入が遅れて段取りが狂ったなどの事例です。

 

こんな事例の原因をよく考えると、職場内のコミュニケーション不良に行きつくことがよくあります。この改善には「おあしす運動」が有効です。

おはよう(お疲れ様)、ありがとう、しつれいします、すみませんの頭文字を並べたものです。昭和な運動ですが、AIやDXが定着した現在でも有効な気がします。

 

「逆おあしす運動」というものも存在するそうです。おれじゃない、あいつのせいだ、しるもんか、すんだことの頭文字だそうです。こんな会社は省エネどころではなさそうです。

 

☞ 2015/02/18 環境改善効果が最も高いのは挨拶