「信なくば立たず」は孔子、「芯なくば回らず」は・・?

石破首相が辞任を表明しました。それにしても、長い間かかりました。 

 

このブログでも何度か書いていますが、トップの最大の役割は、会社や組織に何かネガティブなことが起こったときに、責任をとって辞めることです。トップが辞めることで、その会社や組織は守られ、再生の機会を得ることができます。石破首相が50日も粘ったことで、自民党が再生できる可能性は低下したと言えるでしょう。

 

石破首相辞任表明
石破首相辞任表明

選挙で負けたことを「政治とカネ」の問題だと総括しているのが誤っているのは明らかです。石破自民が選挙に負けた理由は、石破首相が何がしたいのかが、国民に(もしかしたら石破さん本人にも)最後まで分からなかったからです。

 

キャリア採用に絡む笑い話で、大企業出身者に「あなたな何ができますか?」と聞いたら「営業部長ができます」と答えたというのがあります。石破さんは首相になりたかった、一度首相をしてみたかったということなんでしょうか?

 

首相は組織の芯棒です。芯が無ければ輪郭が描けません。自民党の輪郭がぼやけてしまって、最後まではっきりしなかったことが選挙で敗退した理由でしょう。

 

まぁ、これは立憲民主党にも日本維新の会にも公明党にも共産党にも当てはまります。れいわ新選組も既に新鮮さが無くなってきました(れいわは、政策としては良いところもあるのですが、構想力がありません)。

この結果、先の参議院議員選挙では新興保守の参政党と、手取りを増やすの単一論点で押した国民民主党が勝ちしました。

 

さて、自民党は、芯のある人物を新しい総裁に選ぶことができるでしょうか?

自民党の重心が揺れているので、あるべき芯の位置が動いています。芯がある人を選ぶのは、なかなか難しいかも知れません。