地域ブランドで売り出したいなら量産の裏付けが必要

地域ブランドの商品として売り出したいという相談です。

 

地域の特産品です。他の地域では生産することができない独特な商品です。同種の商品とは、品質で十分に差別化できると言われます。但し、その差は専門家や愛好家にはわかるでしょうが、私などの素人には明確ではありません。地域ブランドとなるだけの物語性は興味深いものがあります。SNSなど情報発信チャネルも持っていて、地域公共団体などの手厚い支援も期待できる事業者です。

 

地域ブランド(讃岐うどん)
地域ブランド(讃岐うどん)

さて、それでは地域ブランドとして売り出すことを決めたとします。最初に、これくらいのお客様にこれくらいの数を販売して、それを起点にして、こんな計画で進めれば・・・と計画を考えます。

 

ここで、しばしば出てくるのが、実はこだわりの地域資源にはいろいろな制約があって量が集まらない言われることです。

例えば、農作物で部会で取り扱うものにしか名称を使わせないなんてこともあります。

 

ブランドは多くの消費者に認知されなければ意味がないでしょうと言っても、希少性があるから、地域ブランドではないか?といったことを返されることもあります。

 

しかし、地域ブランドとして確立させるには量産できることは絶対条件です。消費者にとって、それほど待たなくても入手できる商品でなければブランドとはなりません。

超高額な時計やバッグでも、お金さえあれば誰にでも入手できます。有名店の行列も1~2時間であれば、並ぶのもエンタメの一つです。しかし、3ヵ月とか1年先でなければ商品を入手できないとなれば諦める人がでてきます。

 

つまり、新たな地域ブランドを育成するには量産が約束されている必要があります。よく考えてみましょう。