女河童軍の総帥は海御前。関門海峡で遭えるかも?

今日から水無月ですが雨模様です。

 

水無月(みなづき)は水が無い月ではなく「水の月」という意味だそうです。神無月も同様で「神の月」だそうです。梅雨に入って雨が恵みとなる6月を「水の月」としたようです。

 水の月に関わりが深そうなのが河童(かっぱ)です。回転寿司チェーンに「かっぱ寿司」がありますが、胡瓜巻をかっぱ巻きということから寿司と河童の相性はよさそうです。

 

黄桜の河童
黄桜の河童

河童といって思い浮かぶのは、清酒黄桜のTVコマーシャルで流れていた清水崑さんのかっぱの家族です。

 

河童のお父さんとお母さん、子どもたちが仲良く食事をしたり、お出かけしたりして楽しんでいます。

かっぱのお母さんと、そのママ友のかっぱさんたちが、かなり色っぽいのが特徴ですね。

 

関門地域では、壇之浦での源平合戦で敗れた平家の武将が平家蟹に姿を変えたとされ、同道していた女御や女官は河童に化身したと言われます。

 

つまり、河童は女性で且つ海に住んでいるということです。女河童の総帥が、平家軍の名将、平教経の妻である海御前(あまごぜ)です。海御前は女河童軍の総大将ですが、平教経が亡くなったのが今風に言えば24歳ですから、随分と若い女河童のようです。

清水崑さんの描く河童たちに近いのかも知れません。

 

源平の古戦場を訪れてはいかがでしょうか?女河童に遭えるかもしれませんよ。

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