藤井名人はA型、永瀬挑戦者はB型

藤井聡太七冠が名人戦三連覇を果たしました。藤井聡太名人の血液型はA型だそうです。

 

将棋の最初の実力制名人、木村義男(通算8期)は血液型A型です。その後のA型の名人は升田幸三(2期)、加藤一二三(1期)、丸山忠久(1期)、佐藤天彦(3期)、藤井聡太(3期)で合計10期しかありません。全81期(ほんとは83期ですが2代目の塚田正夫2期の血液型が不明)のうち、初代の木村名人を含めても18期(22%)です。血液型の人口比からは、ちょっと少ない印象です。血液型A型は将棋に向いていないのでしょうか?

 

将棋タイトル保持者
将棋タイトル保持者

将棋界では一時期、血液型O型の棋士が優勢という神話めいたものがありました。現在、将棋のタイトル保持者7人の中で、血液型O型でないのはA型の藤井聡太名人とAB型の羽生善治十九世名人だけで、5人がO型です。

 

現役棋士で調べてみたら、A級棋士10人では血液型A型は3人、O型2人、B型4人、AB型1人で意外なことにB型が優勢です。

しかし、次のB級1組13人では、A型3人、O型8人、B型とAB型は各1人です。圧倒的にO型棋士に偏っています。

やはり、O型の棋士が優勢というのは少し本当かも知れません。

 

ここまで書いてですが、要するところデータはどんなにでも解釈できるということです。

例えば、名人タイトル全81期のうち42%に当たる34期はB型の棋士が獲得しています。だから、将棋ではB型が優勢とも言えるはずです。ただし、タイトル保有最多18期の大山康晴と第二位15期の中原誠(残り1期は豊島将之)の2人の巨人がいるからです。

 

また、将棋の名人タイトルを同じ血液型で受け渡したのは米長邦夫と羽生善治というAB型どうしの例が唯一です。この他は、異なる血液型でのタイトル移動です。AB型の人が少ないので、AB型の棋士もすくないので、少し意外です。

 

どうも血液型と将棋の実力には関係は無さそうです。さて、藤井名人から名人位を奪取するのはどの血液型の棋士でしょうか?