東京への一極集中、地方との格差が気になります。プロスポーツの場合です。
日本で最も市場規模が大きいのはプロ野球(NPB)です。トップリーグはセとパ各6チームの計12チームです。北海道・東北・関東4・中部・近畿2・中四国・九州とバランスよく配置されています。エクセレントです。

二番目に市場規模が大きいのはサッカー(Jリーグ)です。トップリーグはJ1で全20チームで構成されます。
現在、J1のチームは北海道・東北にはありません。関東11・中部2・近畿4・中四国2・九州という配置です。東京都に4チーム、神奈川県に3チームですから、かなり関東に偏って いる印象です。
三番目はバスケットボール(Bリーグ)です。トップリーグのB1は東・西・中に分かれて全24チームあります。
北海道・東北・関東8・中部4・近畿4・中四国2・九州2となっていて、ほぼ地域の人口比に沿っています。エクセレント!
バレーボールのSVリーグは10チームで、北海道・関東・中部3・近畿3・中四国という配置で、東北と九州にチームがありません。
ラグビーのトップワンの12チームは、関東に8・中部2・近畿2で所在地は極端に偏っています。
それぞれ、いろいろな事情でこうなっているわけですが、ここまで来て四国にはプロスポーツのトップチームが無いことに気づきます。人口でみれば、四国は日本の3%弱なので仕方ないかも知れませんが、なんとか1チームあってもよいかと思います。