女性天皇（具体的には敬宮愛子内親王）誕生を望む方が増えてきたように思われます。
日本の天皇は有史以来ずっと男系で紡がれてきました。女性天皇がつなぎに即位したことはあるのですが、女系天皇が誕生したことは一度もありません。遺伝学的に言えば、歴代の天皇は同じY染色体を引き続いてきたわけです。古今東西、空前絶後のことが行われてきたのです。
男系男子を前提とすると、皇位を継承できるのは弟宮の秋篠宮殿下と悠仁親王の二人だけになります。もし悠仁さまに男子ができなければ、おおげさに言えば日本の歴史が終わるということになります。
そこで、男系にこだわる人のなかには旧宮家を復活させてはどうかという案が出ています。しかし、素朴な感情として一般人として生まれた人を天皇と仰ぐことには違和感が強いです。
そこで、男系にこだわることはないという議論が出てきます。愛子内親王、佳子内親王、三笠宮家と高円宮家の3人の女王は、生まれたときから皇族でした。
やはり、この重みは何にも代えがたいような気がします。女性皇族が結婚しても皇族に残るようなルール変更だけは、早めにしておくべきだろうと思います。