エイプリルフール。計量器の定期検査をお忘れなく

今日はエイプリルフール。「四月馬鹿」です。

 

エイプリルフールには「嘘」をついてもゆるされるのです。ヨーロッパでは「エイプリルフール(四月馬鹿)」、フランスでは「プワソン・ダヴリル(四月魚)」、中国では「万愚節」とか「愚人節」と言われます。日本には大正時代にヨーロッパ経由で伝わったのだそうです。その起源がどこにあるのかはよくわかりません。

 

トラックスケールの検査
トラックスケールの検査

「馬鹿」という言葉は「愚か」という意味で使われます。何故「バカ」というのかにも、諸説あります。

 

秦の丞相だった趙高が、自分の力を見せつけるために、皇帝に鹿を献じて馬だと言い張って、家来たちの反応を見たという説。

サンスクリット語で無知を意味する「moha(マハ・慕何)」が語源だという説。などが有力です。

 

もう一つの説に、拠り所が無いことを意味する「はかない」を強調した「はか」が語源というものがあります。「はかない」は「はかる(測る・計る)」+「無い」で、はかることができないという意味です。

 

正しい計量は、事業活動はもとより生活の基盤です。計量器が馬鹿にならないように、きちんと整備され、正しい使用法を守らなければなりません。取引または証明に使用しているすべての計量器は、2年に1度の検査を受ける義務があります。

年度初めですから、ご確認ください。

 

※ 嘘はついていません。念のため。

 

☞ 一社)山口県計量協会 Webサイトにリンク