ロシアのウクライナ侵略でかにやうにが入らなくなる

ロシアからの水産物の輸入は、かに・さけ・明太子・うにの順です。

 

かにが約300億円、さけ・ますが約200億円、たらの卵が約130億円、うにが約90億円です。これらの輸入が止まりますから、海鮮系の飲食店はちょっと困ったことになります。ウクライナの人が生命の危機に瀕して、困窮している状況ですから、消費者は我慢するしかないですが・・。

 

かには輸入量の約50%をロシアが占めて1位(2位はカナダ)です。

たらの卵も輸入量の約30%がロシアからで1位(2位はアメリカ)です。

うにも輸入量の50%弱がロシアからで1位(2位はペルー)です。

 

さけ・ますは輸入量の10%強でロシアは3位(1位はチリ・2位はノルウェー)ですが、2位のノルウェーから日本への空輸はロシア上空を飛行していたのを遠回りすることになるのでコストアップです。

 

先にも書きましたが、ここはウクライナの人のことを思って我慢です。

また、ロシアのかに漁には違法操業の嫌疑が常にかかっていますので、これを機会にロシアからの輸入そのものを見直してもよいかも知れません。

但し、飲食店の経営にはコロナ禍に続いて困ったことになりますから、支援策については考えないといけません。明太子屋さんなんかも困るかも知れません。

 

今日、3月7日は「さかなの日」です。ここは、日本の漁師さんが獲った魚をしっかり食べましょう。