メダルレース、日本は予想通り。躍進は米中英とキューバ

東京オリンピックは日本勢の大活躍で幕を閉じました。ところで、事前の予想とはどれほどの違いがあったのだろうか?

 

アメリカのエンターテインメント企業・グレースノートが7月11日に予想した国別メダル獲得数と比較してみました。☞ TOKYO 2020 メダル獲得数の最終予測

 

金メダル トップ10
金メダル トップ10

最初に金メダルです。

トップ10の国は、順番は少し違いましたが、予想と実際が合っています。素晴らしい予想精度で、ちょっとビックリします。

 

日本の金メダル予想は26で、実際は27でした。もちろん、内訳は異なるのでしょうが、ほぼピッタリです。日本のほか、米国、ROC、豪州なども誤差がほとんどありません。

実際が予想をうわまったのは、中国と英国です。下回ったのはオランダでした。

 

トップ10以外で目立ったのは、金メダル3個の予想で7個を獲得したキューバ、1個の予想で4個獲得のジャマイカ、ゼロ予想なのに2個を獲得したコソボなどです。

一方で、6個獲得の予想で1個に終わったウクライナ、4個と予想されていたが獲得ゼロだったコロンビアなどが残念な結果でした。

 

合計メダル数 トップ10
合計メダル数 トップ10

次に、総メダル数です。

日本は60個と予想されていましたが、結果は58個でした。まぁ、ピッタリ・大正解と言っていいでしょう。

 

米国は96予想が113個、中国は66個予想で88個と両大国は大躍進です。

金メダル獲得で躍進した英国は、総メダル数で13個も予想を上回りました。

トップ10でちょっと苦しかったのは、やはりオランダでした。

 

総括すると、日本はほぼ予想通りに実力を発揮できたと言えるようです。

いろいろと不測の出来事も多かったわけですが、自国開催のメリットを活かしたとも言えそうです。

また、コロナ感染症で影響はあったとしても、これを政治的に克服した米中英が予想以上の躍進を果たしたということです。