山口県の県章と市章のおはなし

会社の社章をつくるアイディアを練っているという話です。参考?に、山口県の自治体のシンボルマークを眺めていました。

 

山口県の県章も制定されたのが昭和37年と、意外に新しいことに少し驚きました。ちょっと、山口県の市町章を紹介してみましょう。

 

山口県市町章
山口県市町章

一目でわかるのは、丸い形が多いことと、地名の文字を意匠したものが多いことです。

山口県章は、山と口を丸くデザインしています。〇が太陽を表し、山が太陽に向かう飛鳥を表しているのだそうです。

 

我が宇部市章は「う」と「へ」を丸っこい三角形に配しています。

県都山口市は山と口が二重丸の形に配置されています。

下関市は「し」と「も」を丸く魚の形にして水産都市をアピールしています。

 

異彩を放っているのが、正方形に土塀をあしらった萩市です。ユニークだと思います。

光市は「光」という文字を人に見立てて、ちょっとおしゃれです。

長門市は「N」の図案化ですが、鯨をイメージしています。

個人的には、美祢市の「M」を山に見立てた図案が気に入っています。

 

それぞれの地域で、一生懸命に考えられたものなので、みんな違ってみんないいですね。