大きな地震とダブル台風。BCPの見直しの機会(2)

昨日の続きです。地震や台風による大きな被害が心配されています。 

 

大規模な自然災害に遭った後の復旧に向けての手順です。最初に行うのは「避難」「安否確認」そして「被災状況の把握」です。これが整ったら「取引先や関係者との情報共有」「復旧を阻害するものの廃除」をおこなって、生産復旧のステップに入ります。

今日は生産復旧のステップからです。

  

機械修復
機械修復

災害復旧では「建屋やインフラ設備の修復」が行われます。

1.建物の屋根や壁が壊れた状態では安全な稼働はできません。しかし、専門業者の手が空いている可能性は少なく、修繕に必要な資材が入手できないことが予想されます。

予め準備しておくことがあるかを検討しておきます。

2.受変電施設等の電気設備の復旧は急がなければいけません。こちらも専門業者の確保は容易ではありません。

重要な電気設備は強靭化対策を検討しておきます。

3.通信設備や情報関連機器も同様です。修復に時間がかかることが予想されるので、場合によっては冗長化も検討します。

 

次に「生産機械や工具治具の修復」です。

1.工作機械などは地震の後の再設置や制度出しには優れた技能が必要です。好い加減なことをすると思わぬ製品不良の原因になります。

2.治具工具も同様で、地震で衝撃を受けたり、水害で浸水したりしたものは、歪みや傷があると拙いので確認が必要です。

3.修復できたからといって、即座に量産に戻るのもリスクがあります。試験運転をおこなって品質の確認をする手順を決めておくとよいでしょう。

 

 

 

生産復旧の過程は、ここで書いたこと以外にもたくさんあります。原材料の調達や製品の出荷のほか、事務的な手続きも必要です。そして、これらの過程は複線で進行します。

適切な指令役が存在して、進捗を管理していることも大事です。

 

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