内水氾濫と高潮のリスクには特に気をくばる

台風6号の接近で列島に被害が出ることが懸念されています。 

 

台風の進路が南にずれたので、山口県ではあまり大きな被害は出ない見込みです。過去の水害被害については、小欄に何度か書いています。一番の印象深い事例は平成11年(1999年)の台風18号です。宇部市・小野田市の沿岸部が高潮で浸水しました。私の工場も全体が1mくらい浸水しました。まずは大事故につながらなかっただけでも幸いでした。

  

さて、水害(洪水)には4パターンがあります。

1.外水氾濫:河川の堤防を水が越えたり、堤防が決壊したりして起きる洪水です。

2.内水氾濫:市街地の集中豪雨などで溜まっていく水量に排水が間に合わずに起こる洪水です。

3.高潮:台風によって海面が上昇して、波浪によって海水が襲う洪水です。

4.津波・地震洪水:地震による津波、地震による堤防や水門の破壊によって起こる洪水です。

 

1~3の洪水は、気をつけていれば事前に把握することが可能です。ただし、内水氾濫や高潮はよほど注意深く気にしないと対処できません。4の洪水は事前には予知できません。

 

まずは平時に想像力を働かせて、いろいろなシミュレーションをしておくことが大事です。あまり大掛かりな対策をしなくても、ちょっとした準備で被害を小さくすることができるかもしれません。