昨日の続きです。AIは計算機の成長・発展の歴史の到達点です。
最初のデジタル式計算機は1786年(日本では江戸時代の中頃)にドイツ人のJ.H.ミュラーが考案したdifference engine(階差機関)とされます。しかし、ミュラーは資金難で実機を製作できませんでした。
実際の装置になったのは、半世紀以上後の1842年(幕末の頃)のことです。イギリス人のC.バベッジによるものです。当時のお金で700万円の巨費が投じられました。
左側の写真がバベッジが試作したdifference engine(階差機関)です。
1936年にイギリス人のアラン・チューリングがUniversal Turing Machine(万能チューリングマシン)を考案しました。万能というのは、プログラムをデータとして読み込ませることで、あらゆる計算を実行することができるという意味です。現代のコンピューターのルーツとされます。
右側の写真がを考案したチューリングが1950年に完成させたプログラマブル電子デジタル計算機です。
当時のコンピューターは部屋全部を使う大きさでしたが、10年後には机の大きさになり、さらにその10年後には机に載るようになり、その10年後には掌に収まるようになっていきます。ここから45年経ったのが現在です。もはや顕微鏡を使っても簡単には見えなくなっています。


