母の日で一番有名な歌?暁烏敏(あけがらす はや)

「十億の人に十億の母あれど、吾が母に優る母あらめやも」 暁烏敏(あけがらす はや)

 

 今日は「母の日」です。暁烏敏の歌は、母の日と言えばこれ!というほど有名です。暁烏敏は明治10年に現在の石川県白山市で、真宗大谷派明達寺の長男として生まれました。父は暁烏依念(えねん)、母は暁烏千代野です。暁烏(あけがらす)は本名ですが、明治になって姓をつけるときに明達寺という寺の名前から僧侶が創造したもので、現在は全国に10名ほどです。

 

ダミー
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暁烏敏は僧侶であり、宗教家であり、俳句をはじめとした文学者でもあります。

敏は中年になって失明したのですが、盲目になっても精力的に活躍します。晩年には、真宗大谷派の宗務総長として財政再建の手腕も発揮しました。

☞ 白山市役所Webサイト 白山市ゆかりの先人「暁烏敏」

 

さて、十億の母にも優るという、暁烏千代野のことが気になります。詳しいことはわかりませんが、教育熱心で躾に厳しい母だったようです。

敏が9歳のときに父の依念が亡くなります。寺は貧乏で敏の学費にも事欠きますが、千代野の働きで金沢の大谷尋常中学校へ進み、16歳のときに京都の真宗第一中学寮へ編入が赦されます。敏は、宗教家として名を成した後も終生、母千代野を敬愛していたとされます。