昨日は「昭和の日」で祝日でした。武道館で「昭和100年記念式典」が開催されました。
内閣府が主催して首相が委員長を務めるという行事です。
天皇皇后両陛下が着席されると、三権の長である首相、両院議長、最高裁長官があいさつした後、海上自衛隊によって「上を向いて歩こう」、「赤いスイートピー」「なごり雪」「時代」「Get Wild」「川の流れのように」を海上自衛隊によって演奏されました。この間、両陛下は一言も発することなく、そのまま退出されます。何だかピント外れな印象の式典でした。

昭和元年は1926年12月25日にはじまりました。100年記念式典ですから、100年前に思いを馳せてもいいように思います。
100年は長いようでもありますが、寿命が延びた現代においては意外に近い歴史とも言えます。何しろ、日本には大正生まれの人、つまり100歳以上の人が10万人近くもおられます。
最近亡くなった方では、読売新聞の渡辺恒雄さん、脚本家の石井ふく子さん、デザイナーの森英恵さん、イギリスのエリザベス女王などが1926年生れです。
1926年に出版された作品には、川端康成の「伊豆の踊子」、ヘミングウェイ「日はまた昇る」、アガサクリスティーの「アクロイド殺人事件」などがあります。いずれも物語の舞台は1926年より数年遡りますが、当時の世相がよくわかります。
