マルシェ主催者が考えないといけない三方ヨシ

暖かくなってきたので、各地でマルシェが開催されています。 

 

マルシェは主に郊外の農産物の生産者と都市の消費者が交流する場です。通常は普段あまり活用されていない、公園や広場、ときには道路などの空いている公共スペースを活用して開催されるケースが多いです。G.W.に掛けて、マルシェの開催はどんどん増えていきます。地域間交流の場として多くの効果が期待されます。

 

マルシェ
マルシェ

マルシェは、空間(space)を居場所(place)に転換するという意味でプレースメイキングと評価されます。 

 

マルシェには、道の駅などで毎週にように開催されるものもあれば、年に1度だけG.W.の決まった日にイベントとして開催されるものもあります。

 

マルシェの効果は年に1度の開催の方が大きいです。出店者、消費者の両方の満足度は高くなります。しかし、年に1度ではビジネスにはなり難いですし、マルシェの集客はお天気次第というリスクもあります。

 

そこで、収益向上とリスク分散から開催頻度を上げていくわけですが、どうしても飽きられてしまって交流の促進といった効果は薄れていきます。毎回、新しい企画を考えて実行することは事実上困難です。

また、開催頻度を上げると近隣の商店との競合という問題が出てきます。年に1度であれば、マルシェの参加者が近隣商店に流れて、むしろWin-Winの関係となる場合が多いです。しかし、毎週とか毎月とか開催されると既存店のお客を奪うことになって、不満が出てきます。

 

マルシェの主催者は、むずかしいことですが、生産者・消費者・近隣社会の三方ヨシを図らないといけません。