今日は花まつりで一粒万倍日

今日は花まつり(灌仏会)です。

 

今から約2500年前のことです。ヒマラヤの麓でシャカ族の王シュッドーダナの妃マーヤに新しい命が宿ります。春ののどかな日に、マーヤ妃が花が咲き誇る美しいルンビニ苑を散歩していると、たくさんの天女が舞い降りて、妃の右脇から男の子が生まれます。男の子の頭上には、龍によって甘露水が灌がれ、その誕生を祝いました。釈迦の誕生です。

 

花まつり
花まつり

灌仏会が初めて日本の歴史に登場するのは推古朝の606年だそうです。花まつりという名称は明治以降のことです。

 

釈迦は生まれるやいなや、7歩歩いて右手で天を、左手で地を指さして「天上天下唯我独尊」と話したそうです。

この我は「私たち一人ひとり」といった意味です。一人ひとりがかけがえのない人なので、お互いの尊重し合い、慈しむことが大事だということです。

 

花まつりは本来は陰暦だという人もおられましょうが、四季に春、地に花、山に緑、風に光、天に星がある今日は、花まつりに誠にふさわしいと思います。