中東でコンクリートやレンガの建物が空爆によって破壊されています。
人間はコンクリートでできたビルや道路や橋をつくって都市をつくります。コンクリートやアスファルト、セメント、ガラスなどの人工物の量はどんどん増えていきます。しかし、これらの人工物も、もともとは砂や石油など自然物が原料になっています。

2020年末にNature誌に「地球上の人工物の重量が地球上の生物の重量を超えた」という記事が載りました。その重量は、およそ1兆1千億トンです。
生物の重量の99%は樹木などの植物で、動物は1%くらいだそうです。人間は80億人で平均50㎏として4億トンですから、約0.04%になります。
人工物の大半はコンクリートと骨材です。地球の現状は人工物が無秩序に増加しています。戦争による破壊に限らず、つくられた人工物の多くは放置され廃棄されます。2040年には人工物の重量は生物の3倍になると指摘されていました。2026年現在、その速度は加速しているように思われます。
一方で、生物の重量の減少も加速してきている可能性があります。人類の誕生前には2兆トンを超えていた生物の重量が、現在は1.1兆トンです。森林破壊の速度が上昇しています。
いろいろ考えないといけないでしょう。
