中道改革連合は選挙制度の意義を無視したことでしっぺ返しされたように思います。
衆議院議員選挙は小選挙区比例代表並立制です。小選挙区で落選しても惜敗率が高いと比例で復活するので、ゾンビ議員を生むといって批判されることもあります。しかし、世界のなかでも珍しい、ユニークな選挙制度は民意を反映するという意味では存外に優れています。
☞ 2024/10/28 日本の総選挙の仕組みはユニークで優秀のように思われる

【2024/10/28ブログの抜粋】
小選挙区と比例代表に重複立候補できて、且つ惜敗率で当選が決まるというのは、日本独自のユニークな制度。
小選挙区制の最大の課題は、1区で1人しか当選しないので、2位以下の候補者への投票が死に票になること。
例えば、投票数1000票でAさん400票、次点のBさん390票なら、Bさんの390票を含む600票は死に票。死に票率は60%。ここで、Bさんは惜敗率が390/400=97.5%なので比例復活できる可能性があります。そうすれば、この選挙区の死に票率は21%。
つまり、日本の選挙制度は、死に票を減らす機能がかなり強いことが特徴です。より広い民意を反映するために工夫され、採用されています。
唯一の問題が、有力政党が比例名簿上位に掲載した候補者が事実上は開票前から当選確実であることです。ここに厳正な意味での民意の反映が無くなります。中道改革連合の最大の失敗は、日本の選挙制度が本来持っている権能を無視して、旧公明出身の候補者を名簿順位の上位にズラッと並べたことだと思います。
