スコープ3開示義務化の影響。事前準備しておこう

国際サステナビリティ基準審議会(ISSB)がスコープ3の開示義務化を決めたのは2023年6月のことです。

  

ISSBは、国際会計基準(IFRS)を作成する国際会計基準審議会(IASB)と同様にIFRS財団の機関です。IASBとISSBは姉妹機関という位置づけです。日本ではサステナビリティ基準委員会(SSBJ)が主体となって、日本版の基準を策定します。

 

今年度(2025年度)から任意適用がはじまっており、来年度(2027年3月期)からは、時価総額3兆円以上の企業に対して開示義務化する予定です。

現時点で時価総額3兆円を超える企業は、トヨタ自動車、三菱UFJ銀行、ソニーグループ、ソフトバンクグループ、日立製作所からパンパシフィック・インターナショナルホールディングスまでの80社です。最後のパンパシHDはドン・キホーテなどを展開しています。

 

時価総額1兆円以上となると約200社、5000億円以上だと300社を超えます。中小企業でも中堅クラスになれば、こういった会社との取引もでてきます。自社の温室効果ガス排出量を把握して、削減の取り組みをしていくことは大事です。