和食と日本酒で世界のコメ需要を喚起させる

これから米の需要が減少して価格が暴落するという噂がありますが・・・。 

 

お米に限らず基本的に価格は需要と供給のバランスによって市場で決まるものです。この価格で買いたい人がいて、この価格で売りたい人がいて、自然に取引が成立することを見守って欲しいです。

 

ダミー
ダミー

お米の需要に関しては、食用米以外に酒米や飼料用米などがあります。米の需要を増やすという意味では日本酒の醸造量が増えることも有効です。特に大吟醸酒や吟醸酒のように精米度合いの高いお酒が人気を集めているのでなおさらです。

 

日本酒の醸造量は年間約30万kLで、使用されている米は約20万トンです。日本のアルコール飲料の年間需要は約800万kLなので、日本酒の占める割合は容量ベースでは4%弱です。また、日本の米生産量は約700万トンなので、日本酒で使われる米は全体の3%弱になります。

 

日本酒がマッチするのはやはり和食です。日本酒の需要が減少している要因の一つに食事の洋風化があります。 日本人が和食をもっと食べるようになり、外国の方が和食を好ましいと思うようになれば世界で日本酒の需要も増えていきます。

 

日本酒の輸出は2022年に475億円まで増えましたが、2023年に411億円に減少しました。 減少した主な要因は中国経済の減速でした。2024年も中国向けは減少を続けていますが、米国向けなどの増加で435億円まで回復しました。2025年は2022年の最高値を超えることが予想されています。

 

この勢いで、和食と日本酒でコメ需要を増やして、日本の農業を発展させていきたいものです。