海峡の渋滞は緩和されてきているがマラソンは渋滞が好ましい

下関海峡マラソンに参加しました。コロナ禍後初めてエントリーが1万人を超えたそうで、盛況を取り戻しました。山口県では最大のマラソン大会です。 

 

スタートから3人で走ったのですが、コース上では結構渋滞しています。少し先に行けば空いてくるかな?と期待するのですが、ずっと渋滞が解消しません。私たちのペース(7~8分/㎞)では、関門海峡の観光スポットでは立ち止まってスマホで写真撮影する人なんかもいます。まぁ、ペースの維持はあきらめて、みんなと一緒に景色を楽しみます。

 

下関海峡マラソン2025
下関海峡マラソン2025

渋滞と言えば関門海峡です。関門海峡航路は屈曲しながら30kmも長く、最も狭いところは500mほどしかありません。そのうえ、潮流は早いときは10ノット(18km/h)にもなります。

 

漁場としても優れているので小型漁船もたくさん操業しています。レジャーボート(遊漁船)もたくさん通りますし、景色を楽しみ漂う船も多そうです。巨大船の操船にはとても気を使いそうです。

 

このため、関門航路は渋滞航路として有名です。航路は狭いので追い越し禁止規制があり、速度が遅い船があると後続に船が連なります。潮流が速いことから、低速航行になると操船の難易度があがります。そこで、潮流に逆らっていても4ノット(7.2km/h)以上は確保するように速度下限があるそうです。

 

そんな関門海峡ですが、船舶の通行船舶隻数は年々減少しています。2024年度実績は直近のピークだった2016年度と比べて、貨物船で3割、タンカーで6割も減っています。瀬戸内と中国・韓国の貨物往来が減っているということでしょう。尚、瀬戸内海への出入り口は関門海峡のほか豊後水道、紀伊水道(鳴門海峡と紀淡海峡)がありますが、いずれの海峡も運航船舶隻数は減っています。 

 

この結果、瀬戸内海峡航路の渋滞問題は軽減されてきて、海難事故も減少傾向です。良いことではあるのですが、少し心配でもあります。

副首都構想は結構なことですが、大阪府と福岡県が競うのではなく、瀬戸内海経済圏として首都圏を補完しながら発展していくことが日本の持続性により貢献しそうです。尚、瀬戸内海経済圏は瀬戸法(瀬戸内海環境保全特別措置法)の対象となっている13府県を構成自治体としてはどうかと思います。

 

下関海峡マラソンのほうは渋滞が解消されない方がよさそうです。