日本の対米・対中貿易を概観してみた

対米・対中貿易の流れを確認してみます。 

 

今世紀に入っての貿易収支をグラフにしてみました。日米貿易は一貫して日本の輸出超過=貿易黒字です。日本の貿易黒字の大きさは概ね一定の水準にあるようです。日中貿易は一貫して日本の輸入超過=貿易赤字です。日本の貿易赤字は増加しているとみてもよさそうです。

 

対米貿易は、日本からの米国への輸出は自動車が全体の1/3,機械・電気機器が1/3、その他1/3のイメージです。米国から日本への輸出は石油・天然ガスが1/6で最も大きく、医薬品、機械、食料品・農産品、航空機関連などがそれぞれ1/10くらいです。

日本の対米貿易黒字は1年間で7~9兆円の見当です。トランプ関税の影響がでてきても、黒字幅が小さくなっても、赤字になるなんてことはなさそうです。

 

対中貿易は、日本からの中国への輸出は半導体及び半導体製造装置が最も大きく、光学機器や鉄道機器などが続きます。中国から日本への輸出は通信機器(スマホ)、パソコン、バッテリーなどが大きな割合を占めており、従来多かった衣類や繊維製品の割合は減っています。

日本の対中貿易赤字は1年間で5~7兆円の見当です。中国との貿易はスマホをはじめとする電子機器のニーズが沈静化するために、全体的には縮小していくと思われます。