尾張名古屋は城でもつ、なら早くしよう

仕事のついでに名古屋城に行ってみました。およそ35年ぶりです。 

 

あいにくの雨ですが多くの観光客、とりわけ外国人観光客で賑わっています。「尾張名古屋は城でもつ」と伊勢音頭で謡われたように、名古屋のシンボルといえば金のしゃちほこをいただいた名古屋城です。徳川家康が加藤清正、福島正則ら西国大名に命じて築いた巨大な城郭です。

 

名古屋城
名古屋城

現在、名古屋城天守閣へは立ち入りができません。 名古屋城天守閣は1612年に完成したのですが、1945年に空襲で焼失しました。現在の天守閣は1959年に鉄筋コンクリート製で再建したものです。

 

この天守閣が老朽化して、耐震性に疑問があるということで対策が検討されました。その結果、築城当時と同じ構造で復元しようと決まったのが2012年のことです。完全な復元ですから、木造建築となります。

 

当初は2022年までに復元を終える計画だったそうですが、現在では早くとも2032年と10年遅れの見通しです。しかも、2032年完成も楽観的過ぎるようです。

 

課題は大きく3つあり、1つは石垣の修復に大いに手間取っていることです。石垣は築城当時のままなので、歴史的価値が高く調査と保護が必要だそうです。

2つは、木造で復元した場合に耐震性は確保できるのかという課題です。もともと耐震性に懸念があるから建て替えようとしていたのですから、新しくつくった天守閣が耐震性が不足していては本末転倒と言えるかもしれません。

3つは、バリアフリー問題です。現在の鉄筋コンクリート天守にはエレベーターがあります。復元天守にもエレベーターをつけて欲しいという要望です。1612年完成の天守閣をそのまま復元する計画なので、エレベーターをつけろとは無茶な話とは思いますが、市民の声は聞かざる得ません。

 

まぁ、今回名古屋城を観た印象では、確かに2032年完成でもかなり難しいように思います。

 

ところで、前から思っているのですが、名古屋駅や駅地下街はもともと狭くてわかり難いのに加えて、案内表示が適切ではなく混乱します。生成AIを使って検証して再設計する、なんていかがでしょうか?