山口県は140年近くもおみくじ生産日本一

全国のおみくじの6~7割が山口県でつくられているそうです。 

 

周南市の山中に、二所山田神社(ニショヤマダジンジャ)があります。平安時代中期に出雲大社の神様を集めた二所神社と、平安前期に伊勢神宮の神様が集まった山田神社が、明治40年に合祀されて二所山田神社となりました。

 

おみくじ
おみくじ

二所山田神社の宮司になった宮本重胤という人が、女性の自立のために「女子道社」という会社を興します。この女子道社が印刷機を導入して、おみくじづくりをはじめたわけです。

 

全国各地の神社仏閣に向けておみくじを製作するようになり、そのシェアが6~7割にも及んでいるそうです。おみくじの自動頒布機を考案したのも女子道社ということです。

 

おみくじは、ほとんど手作業でつくられていて、近郷の女性の内職作業です。繁忙期には数十人が手掛けており、多い人は1日に5千通以上もおみくじをつくるそうです。

 

但し、おみくじ1通は神社では100円ですが、女子道社の卸価格は1通が数円なので、内職の手間賃がすごく高額というわけでもなさそうです。

 

おみくじを引くと、運勢の大吉とか小吉の吉凶に目が行きますが、本体は和歌のほうです。おみくじの要点は吉凶ではなく、神仏からの「お告げ」であり、そのお告げは詩歌の形式で授けられるのだそうです。寺院のおみくじでは漢詩が読まれていることが多いです。

 

和歌なんてわかんない、なんてダジャレを言っていないで、何度か詠んでみると、神様のお告げが何となくわかってくるのだそうです。