西アフリカにルーツのある選手の活躍から期待する

西アフリカ諸国経済共同体(ECOWAS)は、1975年、西アフリカの域内経済統合を推進する準地域機関として設立されました。~外務省Webサイト~ 

 

世界陸上をテレビで観戦しています。日本代表で注目されている、サニブラウン・アブデルハキーム選手(100m)、中島佑気ジョセフ選手(400m)、村竹ラシッド選手(110mH)の3人の選手が気になります。いずれも父親が西アフリカの出身の方で、母親が日本人です。

 

西アフリカ諸国
西アフリカ諸国

サニブラウン選手のお父さんはガーナ人、中島選手の父はナイジェリア人、村竹選手の父はトーゴ人だそうです。この機会に西アフリカ諸国のことにも関心を持っていきたいと思います。

 

ECOWASは西アフリカ12か国 (ベナン、カーボベルデ、コートジボワール、ガンビア、ガーナ、ギニア、ギニアビサウ、リベリア、ナイジェリア、セネガル、シエラレオネ、トーゴ)で構成された経済共同体です。最終的にはEUのように統一通貨を使い、関税の無い自由貿易をおこない、一定の統合された防衛力を保持することを目標にしています。

 

人口約3.7億人、名目GDP約100兆円(PPPでは約350兆円)という規模です。アフリカ最大の人口と経済規模を有するナイジェリアを中心にして、治安も安定してきており、発展の期待が高い地域です。ガーナ、コートジボワール、セネガルなどでは、日本企業の進出も増えています。

 

西アフリカ諸国の大半はフランスを宗主国とするのですが、日本企業にはフランス語人材が少ないことが進出を阻害する一つの要素だそうです。さらに、中国が国策でこの地域に先行して進出していることも懸念されています。

 

とはいえ、陸上3選手の活躍を受けて、日本企業・日本国民が西アフリカへの関心を高めることは良いことだと思います。 鉱物資源だけではなく、巨大な大陸棚には水産資源も豊富です。ギニアなどは米を主食としており日本からの農業支援に期待を寄せているそうです。

積極的な関与ができればいいですね。